肩こりでお悩みの方へ


肩こりの原因には様々なものが考えられます。

特に最近ではスマホやパソコンなどの普及により子供から大人までどの年代でも肩こりを感じている方が多くなってきています。

 

スマホ・パソコンなどの同じ姿勢、ゆがみ、目の疲れ、運動不足、ストレスなど原因は様々です。

 

 また、日常生活の中で、猫背の姿勢になることが多いです。

スマホ・パソコンの操作、家事や手作業などをする時、両肩を前にすぼめ、首は前に突き出す姿勢になりがちです。また、両肩を少し前にすぼめる姿勢にもなりがちです。この姿勢を続けていると首や肩回りが常に張った状態になり、血流が悪くなり肩こりを起こしやすくなります。

 

さらに、じっと画面を見つめていると、目やその周辺の筋肉が緊張し、同時に首や肩も緊張してきます。

スマホやパソコンを見るときは特に目が常に緊張している状態になり、まばたきの回数も減ります。

それによって目が乾燥し、目の疲れから肩こりにもつながります。

 

またブルーライトは眼精疲労や視力の低下といった影響があり、

頭痛や肩こりなどの原因にもなります。

普段の生活の中で私たちが気づかないうちに、ブルーライトによって目や身体に大きな負担がかかっていますので注意が必要です。

予防と対策の体操


きるだけ同じ姿勢を続けないように

こまめに首や肩の緊張状態をほぐすことが大事ですので、仕事や作業の合間に、意識して動かしてみましょう。

作業の合間に、首をゆっくり後ろに反らせてみてください。このとき首筋や肩が硬い、あるいは少し痛いと感じたら、すでに肩こりが始まっています。首や肩をゆっくり回して筋肉の緊張をほぐしましょう。

この時注意したいのが、肩などつい早くぐるぐる回しがちですが、それでは効果が薄れてしまいます。

 

呼吸もつけながら吸って上げる、吐きながら下ろすというように20秒~30秒かけて行ってみてください。大きくゆっくり動かすのがポイントです。

 

また、両肩を思いっきり上げて一気にストンと力を抜く動作を3回~5回行うのもオススメです。

肩こりのかたが固まりやすい僧帽筋が緩みますので、肩の軽さを感じることができます。

 


②「眼精疲労」の予防には、ときどき目を休ませること

目薬をさすだけでなく、1~2分間は目を閉じて休ませてください。そのとき、指先でこめかみのあたりを、優しくなでるように円を描きながらマッサージするとより効果的です。仕事中などで目を閉じることができない場合は、窓の外など遠くを眺めるだけでも目の緊張がほぐれます。

 

また中高年になるにつれ動体視力が低下するため、パソコンのスクロール画面を目で追うと非常に疲れることがあります。スクロールするときは画面を直視せずに、視線を少しそらすようにしましょう。

 

施術の流れ症例


肩こりでお悩みの40代男性 90分コース

①カウンセリング

お話を伺うと、慢性的な肩こり、首の痛みがあり、ひどくなると頭痛もしてくるそうです。

また、パソコンを使う仕事をしているそうです。

 

 

②操体法

まず最初に操体法という手法で体の繋がりから全身の筋肉をゆるめていきます。 

ストレッチやヨガとは違い、体をラクな方、気持ちが良い方に動かして『すとーん』と脱力するだけ。

これだけでこり固まった筋肉が一気にゆるみ、ねじれや歪みが整っていきます。

 

主に肩こりと関係の深い腕の動きを見ながら、腕周りをゆるめていきます。

普段の生活の中で腕は常に使うことが多いので、かたまりやすく知らず知らずのうちに疲れもたまりやすいところなんです。

 

こちらの男性は仕事で常にパソコンを使い、同じ姿勢でいることが多いそうです。

 

腕の張り、肩のこわばりがとても強くありました。

 

操体法で気持の良い方に動かしてゆるめていくことで固まっていた腕の張り

肩甲骨回りがゆるんできます。

 

 

痛みや違和感があるとどうしても『痛みのある箇所を触ってほしい、マッサージしてほしい』と思いがちです。しかし原因は他の箇所にあることが多く、痛みや違和感のある所はその結果であることがほとんどです。全体的に身体を見て、歪みや硬さ、ねじれなどをひとつずつ整えていった方が、結果的には早くラクになることが多いです。

 

 

 

③骨格のバランス

動作を確認していただくと、はじめに比べだいぶラクになられたようですが、まだ少し違和感があるとのことでしたので骨格のゆがみを調整。 

 

仕事や家での姿勢など長年でできた骨格のクセや歪みが、本来の位置に戻っていくので、滞っていた身体の流れが良くなり、ねじれていた腰への負担がリセットされラクになっていきます。 

 

再度、動作や違和感など確認していただくと、猫背気味だった背中がシャンと張れる様になり

腰もスムーズに動くようになってきました。

 

 

筋肉のバランス

全体的な体の緩みが出てきた所で筋肉のバランスをみていきます。 

筋肉の反射テストを使い、体を支えている主な筋肉のどこが弱くなっているのかチェックします。 

よく「筋肉ないから…」とおっしゃるお客様がいらっしゃいますが、どの方にも筋肉はあります。大事なのは左右のバランスと、元々持っている筋肉の力が発揮できていないということです。

 

肩の痛みは全体の筋肉の左右のバランスが崩れている為に、しっかりと働いている他の筋肉に負担がかかり痛みや違和感が現れる場合があります。

 

この男性の場合、姿勢を支える背中の筋肉、腰の筋肉が弱くなり左右の筋肉のアンバランスがありました。 

弱くなった筋肉を押し広げるような施術をすることで、本来の筋力が戻ってきます。“眠ってしまっている筋肉にスイッチを入れてまた正常に使えるようにしてあげる”というイメージです。

痛みはなくソフトタッチな施術なのでご安心ください。 

再度チェックすると先程は入らなかった筋肉に力が入るようになります。

 

特に姿勢を維持する筋肉でもありますので、胸や背中がシャンと張れて自然と良い姿勢に近付きます。

 

 ⑤関節のゆがみ

再度動作の確認をしていただくと、腕を大きく回せるようになり、可動域が広がるのを感じたようです。

そのぶん首のつっぱりが気になってきたご様子でしたので、手首のゆがみを調整。

 

とくにパソコンを長く使う方に多いのですが、マウスの操作などにより手首に歪みがあることが多いです。この男性も右の手首にゆがみがありました。

手首も上下、左右、内側へのねじれ、外側へのねじれなど様々な方向に負担がかかっていることがあります。ソフトタッチな施術でゆがみを調整することで、ねじれを整えていきます。

 

再度動作を確認いただくと首のつっかえがとれたような感覚になったそうです。

実は首と手首には繋がりがあり、手首のねじれが整うと首も軽くなることがあります。

また、普段から手の平を合わせて指を組ませ準備運動をする時のように、手首を回すのもおすすめです。

できれば大きめに回すのがポイントです。

 

⑥経絡の流れ

 “元気” “活気” も気の流れが関係しています。病は気からという言葉にもあるように、気の流れが悪いと本来の力が出ず、なんだかだるい、疲れが取れないといった症状を引き起こします。

当店の施術では体の全面と背面を流れる主な12本の身体の流れから、どのラインが滞っているのか捜し出し、流れをよくしていきます。

 

この男性は右手の内側の流れが悪くなっており、筋肉の冷えやひきつりを起こしていました。

その為、腕が思うように動かせなくなり、肩こり、首こりへと繋がっていました。

 

施術をすることで、最後にほんの少し残っていた違和感がすっと消えたそうです。

 

 

⑦揉みほぐし

最後に硬くなった筋肉を揉みほぐしていきます。 

前半の施術だけでも筋肉がゆるみ、ねじれもだいぶ整ってきていますので、さらに深い筋肉のこり、はりがゆるむようイタ気持ちいい圧で揉みほぐしていきます。 

気になるところをマッサージしてほしい、そこだけ触ってほしいと思いがちですが、いきなり揉みほぐすよりも、筋肉が緩まってからの揉みほぐしになりますのでより深い筋肉までほぐすことができ、気持ちよくリラックスして受けていただけると思います。

 

 

 

 ⑧アフターカウンセリング&ご自宅ケアのアドバイス

施術後は緩んだ身体がキープできますように、ご自宅でもかんたんにできる体操をお伝えしていきま

す。 大事なのは普段の生活です。長年でできた体なので普段の生活の中で元に戻りがちです。家でもかんたんに続けられる体操をお伝えしていきます。

 

 

※歪みのない箇所は施術を省略させていただきます。

施術の内容はその日のお身体の状態をみて、ご希望を伺いながら施術を組み合わせていきます。

 

お客様の声


長年悩んでいた、首や肩の痛みが和らぎました。

このスッキリ感は久々の感覚です。

体操もかんたんにできそうなので続けてみます。

ありがとうございました。