上の画像はぎっくり腰から一週間後にご連絡をいただき、ご来店された40代女性のBefore&Afterです。
左の画像から、初回→60分後→1週間後(ご来店時)→60分後 です。
初回のカウンセリング時のご様子ですが、
徐々に痛みがひいてきたものの、ご家族から「肩の歪みがひどい」と言われものすごく心配されていました。また2枚目の画像の初回を見ていただくとわかるかと思いますが、首が曲がったまま伸びず、頭が上がらない状態でした。
全身の主な筋肉の左右のバランス・骨格の歪みを整え、こわばりが起きている身体をゆるめる体操を行いながら全身のバランスを整えること60分。
お客様の状態をお伺いすると、「痛みがない!」「肩の歪みが治っている!」と涙を浮かべ、思わず感動のハグをしていました。
私も経験がありますが、怪我や痛みが続くと、「このままの状態だったらどうしよう…」「痛みがよくならなかったら…」と不安になりますよね?
お客さまも「このまま肩の歪みが戻らなかったらどうしよう…」という不安な気持ちから解放され、顔の表情もとても明るくなられたご様子でした。
お客さまからほっとした表情が伺え、私も本当に嬉しい気持ちになりました。
その後、一度では不安定な状態の筋肉もありますので、再度ご来店時に、筋肉・骨格バランスを調整後、こわばりやコリになってしまったお尻の筋肉を中心にもみほぐしていきました。
画像を見ていただくとわかりますように、全身のバランスが整いますので、体の可動域が広がっています。
背すじも伸び、負担のない身体へ近づいていきます。
引き続き身体のバランス調整をして、腰痛予防、ぎっくり腰にならない身体、歪みのないフラットな身体を一緒に目指していきたいと思います。
腰痛(ぎっくり腰)でお悩みの方へ
腰痛(ぎっくり腰)の原因は様々ですが、理由のひとつとして身体の歪みがあげられると思います。
仕事などで長時間同じ姿勢が多いことや、立ち方の癖、運動やスポーツで使う筋肉に差がある、同じフォームが多いことなど様々な理由から身体の歪みは引き起こされます。
また、中高年の場合は、加齢や運動不足の為に腹筋と背筋のバランスが悪くなり、腰を支えてくれている筋肉が弱くなっている可能性があります。筋肉は全身が一枚の大きい皮のようなものでつながっていますので、弱い筋肉があると強い筋肉の方へ引っ張られ、それが歪みの原因となります。また腰は「月」+「要」と書きます。体の中で重要な役割を担っており、痛みとしてあらわれやすい箇所でもあります。
ぎっくり腰、腰痛の方に多いのですが、腰の筋肉そのものだけではなくその周辺の筋肉が弱っている、左右のバランスが崩れている場合が多いように感じます。
ぎっくり腰になってしまう前に、ご自身の身体のバランスチェックと調整をしていただきたいと思います。
ぎっくり腰になってしまった方へ
激しい痛みがある2~3日間は自宅で安静にしていただくことをおすすめします。
ご自宅では炎症が起きていたら、湿布などで痛みをやわらげる程度に処置していただきたいと思います。
2~3日経ち痛みが落ち着いてきましたら、少しずつ動くようにしましょう。
ただ、無理は禁物なので、ご自身の痛みと相談しながら少しずつ歩くことをおすすめします。
※当店では3日後から施術させていただきます。
※筋肉を安定させるためには3~5回は間をつめて通っていただき、その後、筋肉・骨格のバランスが整ってきましたら、バランス維持の為に 月に1度はメンテナンスされることをおすすめします。
※治療行為ではございません。お客様の身体の状態によって個人差はあります。
腰痛対策、ぎっくり腰予防にオススメ♪【橋のポーズ】
ぎっくり腰の痛みが徐々に引いてきてもそこで安心して、日常の生活に戻ってしまうと、再発や慢性的な腰痛症になりかねません。
とくに中高年の場合、加齢とともに骨量や筋肉量が減り、腰椎などの変形が起こりやすく、慢性化しやすい傾向にあります。
再発防止のため、腰を支える筋力のアップ、柔軟な筋肉を作るためにオススメのヨガポーズをお伝えします。
腰痛の緩和、ヒップアップ、ウエストの引き締め、良い姿勢のインプットにも効果があるポーズです。
1、仰向けになり、足を腰幅くらい開き、膝を立てる。
手は体側に置き、手の平を下にする。
ひと呼吸(息を吸う→吐く)
2、息を吸いながら、肩を床へ押し付ける様にして、ゆっくりとお尻を天井方向へ持ち上げる。
上でキープしたまま20~30秒
※呼吸は止めない
※お尻を締める
※太もも、膝はまっすぐに あまり外へ開かないように
3、余裕のある方は、肩甲骨を寄せる様にして腕を組んでキープ。
2または3のどちらでもOK♪
無理のない範囲で、行いましょう。
4、さらに余裕のある方は、両手を万歳するように上へ(2の様に下の位置でもOK)、片足ずつ天井に上げていく。
上で10秒ほどキープ。※呼吸は止めないように
お尻をゆっくりと下げ、足も下ろしてくる。
反対の足も同様に行う。
※お尻がなるべく下へさがらないように。
余裕のある方は左右の足を連続であげても大丈夫ですが、
無理のない範囲で行いましょう。
5、膝をかかえ赤ちゃんのポーズでリラックス。
6、膝を伸ばし、足と手は肩幅より広く、大の字のような体勢で全身の力を抜く。
手のひらは天井を向け、目をとじる。
お腹の動きを感じながら、大きく息を吸う→吐くを繰り返す。
こちらのポーズは、自律神経を整えてスムーズな眠りに入るのを助けてくれる効果もありますので、
夜寝る前に行うのも効果的です。
是非、続けていただき、1日頑張って動いた身体を癒しながら、腰痛予防をしていきましょう♪
ひとりでも多くの皆さんが、快適に過ごされますように…